福祉のための総合ソリューション

【ブログ】長い年月を超えて…

10月に入り、だんだんと肌寒い日が増えてきたように感じています。季節の変わり目は体調を崩す方も多いと思いますので、気候に合った服装にするなど体調管理に気を配っていきたいですね。

今の季節は暑い夏が終わり、いろいろと活動しやすい時期であるため「〇〇の秋」という言葉をよく聞きますが、私にとっての「〇〇の秋」は断然「芸術の秋」です。自分が美術部に所属していたからかもしれませんが…

「秋だから」というわけではありませんが…先日、福岡市博物館で開催されている『特別展:侍~もののふの美の系譜~』(9/7~11/4)に行ってきました。

この展示会では、武士が勃興した平安時代中期から桃山時代にかけて、戦場における実用の中で進化を遂げた甲冑や刀が、歴史の流れを辿るように展示されていました。

以前から親しみのあるコンテンツと関連が深いからという理由で今回の展示会に足を運んだので、私には甲冑や刀などの戦国時代の装備品が好きな方のように細かな部分に着目することは出来ませんでした笑
ですが、素人なりに刀の形状や模様、時代が進むごとに変化する甲冑の特徴などの違いを楽しむことが出来たように感じます。

私は意外と美術品を見ることが好きで、時々博物館や美術館に足を運びます。
その度に展示品の美しさや精巧さに目を奪われるのですが、それ以上にその品物が何百年何千年という長い時間を経て現在まで当時の形のまま存在しているということに感銘を受けます。

今回展示されていた甲冑の中には、2~3㎝ほどの小さな木板を紐で何枚も繋ぎ合わせているものもありました。今のように機械などがない時代ではこの細かい作業もすべて手作業で行っていると思うと、当時の人がこの1つの甲冑を作り上げるまでにどれほどの時間と労力がかかっているのだろうか…と想像が膨らみます。

展示品を通して当時の時代背景や人々の暮らしなどを感じ取ることは、普段の生活の中ではなかなか経験できない貴重な体験だと思うので、これからも興味深い展示会があれば、時間を見つけて足を運んでみたいと思います。


 
By.あお(下関)



 
お問合せはこちら

ページの先頭へ