老人福祉施設を訪れると、絵画などが玄関先に掛かっている事はよくあるのですが、
時には違った掛け軸を👀にすることがあります。例えば、

人生は７０才より

７０才にてお迎えあるときは、今留守と言え

８０才にてお迎えあるときは、まだまだ早いと言え

９０才にてお迎えあるときは、そう急がずともよいと言え

１００才にてお迎えあるときは、時機をみてこちらからボツボツ行くと言え

気になったので調べてみると、江戸時代後期の臨済宗の禅僧仙厓義梵（せんがい ぎぼん）
の言葉だそうです。
今でこそ長寿大国の日本ですが、はるか昔の江戸時代に１００才まで元気に過ごす姿を
言葉にできる僧侶がいた事に驚きとほほえましさを感じました。

「人生は７０才より」は、あちこちの名所の寺院などで、 暖簾や手ぬぐいなどに書かれたものをおみやげとして売っているいるようですので、皆さんも見たことがあるのでは・・・・。

また、別の施設では、

「ぼけない五箇条」

一、仲間がいて 気持ちの若い人

二、人の世話をよくし 感謝のできる人

三、ものをよく読み よく書く人

四、よく笑い 感動をわすれない人

五、趣味の楽しみを持ち 旅の好きな人

こんな掛け軸を見つけました。

皆さんも、一度👀を凝らして探してみてはいかがでしょうか。