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【ブログ】花火の掛け声「たまや」「かぎや」って何?

花火と言えば、「たまや~、かぎや~」という掛け声が有名。
最近では、「実際に言っている人見たことない」っていう人が殆どかもしれませんが・・・。
花火の時期ということで、昨年に続き花火ネタで。

この「たまや」と「かぎや」。江戸時代に活躍した二大花火師、その名の通り「玉屋」と「鍵屋」に由来しています。

隅田川花火大会の原型といわれる「両国の川開き大会」が行われた享保18年(1733年)に花火師を勤めたのが6代目「鍵屋弥兵衛」。その花火の素晴らしさから江戸中に「鍵屋」の名が知れ渡ります。

その後「鍵屋」の番頭であった7代目静七が分家(のれん分け)し「玉屋市兵衛」を名乗ります。以降「両国の川開き大会」では、上流を「玉屋」、下流を「鍵屋」が担当、二大花火師の競演が実現することになります。この競演に対し観衆が「たまや~、かぎや~」という掛け声を掛け合ったのが、その由来と言われています。

のれん分けした玉屋の人気は、その技術面からも鍵屋を凌ぐ勢いだったようですが、天保14年(1843年)に大火事を起こしてしまったことが原因で、玉屋は江戸を追放されてしまいます。

以上の通り、玉屋は1代限り。まさに花火の如く散った花火師。
一方の鍵屋は今も続く伝統の老舗。2000年に女性当主が15代目鍵屋を襲名、現在も活躍されています。

こちら下関でも、毎年大きな花火大会が開催されています。

「関門海峡花火大会」

 

 
関門海峡を挟んで両岸から計15,000発の花火が競うように打ち上がります。
海峡花火大会の観客数は、門司側で70万人、下関側で45万人(主催者発表)で合計115万人です。
一日の人出としては、全国の花火大会で第2位の観客動員数だそうです。
今年、我が家は残念ながら見物出来なかったので、写真は公式HPから・・。

そして最後は、我が家のささやかな花火大会で締めくくり!

 

 
下関 公共福祉部 taka

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