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【ブログ】うらぼんえ

お盆のことですね、盂蘭盆会。正式名称はこうだそうです。

お盆にテレビでも解説されていましたが、漢字は「ウランバーナ」という死者の霊を祭る行事を表す言葉の当て字なので、特に意味はないのだとか。

あと、お盆といえばきゅうりとナスの置き物(?)ですが、これはきゅうりが馬、ナスが牛で、ご先祖様の霊が、「馬に乗って早く帰って来て欲しい」と「牛に乗ってゆっくり帰っていって欲しい」という願いが込められているという話でした。
これもまたテレビでやっていた話ですが、帰り道を作るために火を焚いたりする所もあるそうですね。

さてさて、そんなご先祖様に関する行事や風習が色々とあるお盆ですが、ここで1つローカルな風習をご紹介しようと思います。




\ババーン!/

自分は広島市の近くに住んでいるのですが、お盆の時期のお墓参りはいつもこんな感じ。
決してお祭りがあるわけではありません。

宗教の宗派にもよりますが、広島市付近の人達は、毎年お盆の時期になると紙でできた灯篭をお墓に備えるんです。
(ちなみに誰かが亡くなった初年度のみ白色の灯篭を供えます。)

何故こんな風習が広がったかといいますと、諸説あるようですが、広島市の中心部には「紙屋町」という町があり、その名の通り昔は紙屋さんが多く集まる地域だったそうです。
そこで、(Wikipediaを丸々コピーしますが)「江戸時代、広島城下・紙屋町の夫婦が、娘が亡くなったのを悲しんで墓に手作りの燈籠(または花)を供えた。」とありまして、これが始まりではないか、ということでした。
初めて広島に来られた方は結構驚くそうです。お坊さんは特に。

写真では一部しか写していませんが、実際はお墓全体がこんな感じなので結構綺麗な景色が広がっています。
もし、お盆休みの間に広島にいらっしゃる事があればチラッと見てみるのも良いかもしれませんね!

しかし、お墓で写真を撮ったので、もしかしたら僕のおじいちゃんとかが写っちゃったりしてないかなーと思いましたが、どうやら大丈夫そうですね。おじいちゃんはシャイボーイ(?)でしたし。

え?そこに映ってるのは何かって?

いやいやそんなまさか…やめてくださいよ…。

 
 
\まさか…見えているなッ!/
広島:草野(仮)
 
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